「望む場所で暮らす」をかなえるために(つくる・つなげる)在宅ケア

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皆さん、こんにちは!ポレポレ訪問看護ステーションです。
まだまだ暑い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

さて、このたび8月24日から25日にかけて、鎌倉で開催された第29回日本在宅ケア学会学術学会に参加してまいりましたので、ブログに投稿させて頂きます!

今年のテーマは『望む場所で暮らす』をかなえるためにつくる・つなげる在宅ケアで、現代社会のニーズに応じた在宅ケアの重要性について多くの示唆を得ることができました。

在宅ケアの増加とその意義
在宅ケアのニーズが増加している背景には、多くの高齢者やその家族が、慣れ親しんだ環境で最期の時を過ごしたいという願いがあります。特に、高齢化社会が進む日本においては、施設での介護よりも、自宅で家族に見守られながら生活を続けたいという希望が強まっています。

この学会では、そのような「望む場所で暮らす」を実現するために、どのようなケアが必要かについての多くの講義が行われました。講師の方々は、在宅ケアの実践において、どのように急性期病院や療養型病院から在宅へと移行するか、またそのための戦略的なサポートの重要性について説明されました。また、地域に根ざしたケアが、どのようにして利用者の生活の質を向上させるかについても触れられておりました。

市民公開講座と大竹しのぶさんの講演
学会の最後に開催された市民公開講座には、市のご年配の方々や市民の方々を含む多くの人々が参加されました。この公開講座には、特別ゲストとして大竹しのぶさんが登壇し、在宅ケアの現場で実際に体験されたお母様の最期の4年間についてお話しされました。大竹さんのお母様は、ご自宅で家族と一緒に過ごし、最終的にご自宅でお亡くなりになられました。この話は、「望む場所で暮らす」という願いを叶えるためのケアの重要性を改めて感じさせるものであり、参加した方、在宅ケアに関わるっている方にとって深く考えさせられるものでした。

今後の取り組み

私たちポレポレ訪問看護ステーションでも、このような「望む場所で暮らす」というニーズに応えるため、日々のケアの質をさらに向上させる努力を続けています。利用者の方々が安心して自宅で生活を続けられるよう、家族や医療チームとの連携を強化し、地域に根ざしご利用者に寄り添った支援を行っていきます。

在宅ケアは、利用者の尊厳を守りながら、彼らの希望を実現するための重要な手段です。これからも、私たちは「望む場所で暮らす」という願いを叶えるため、真摯に取り組んでまいります。

それではまた、次回のブログでお会いしましょう!

ポレポレ訪問看護ステーション一同

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